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製品に関するQ&A

ミラーシルバー(MIR-9100ミラーシルバー)の印刷方法について

Q01 MIR-9100ミラーシルバーは、MIR-8100ミラーシルバーと比較して、どのような違い、あるいは特徴があるのでしょうか。
Q02 添加剤関連はどのような場合に使用すればいいのでしょうか。
Q03 MIR-9100ミラーシルバーの耐性試験結果を教えてください。
Q04 ミラーインキは帝国インキの特許製品なのですか。

ミラーインキ(MIRインキ印刷でのトラブルシューティング)について

Q01 隠蔽性を高くした印刷をしたいのですが、どのようにしたらよいでしょうか。
Q02 抑え印刷をしなくても大丈夫なのでしょうか。
Q03 ライン乾燥機で乾燥させる場合に、曇りが生じてしまいます。これはなぜでしょうか。
Q04 ライン乾燥機で乾燥させる場合に、曇りが生じないようにするにはどうしたらよいのですか。

ミラーシルバー(MIR-9100ミラーシルバー)の印刷方法について

Q01 MIR-9100ミラーシルバーは、MIR-8100ミラーシルバーと比較して、どのような違い、あるいは特徴があるのでしょうか。
A 大きくわけまして、・鏡面性、・粘度、・接着性、・版上安定性の点で違いがありますので、ご説明いたします。

鏡面性について:
MIR-8100ミラーシルバーよりもさらに鏡面性が得られる設計になっています。今までのミラーインキと比較して、さらに鏡面性に優れ、より鮮明な鏡面を成形させることができます。
粘度について:
アオリ印刷機で印刷できるように高粘度の設計になっています。粘度が高いので、文字や抜き文字がシャープに印刷できます。
接着性について:
今までのミラーインキのなかで、最高の接着力があります。スペックが厳しい分野でも、安定した接着性をもっています。
版上安定性について:
優れた版上の安定性があります。遅乾溶剤を使用していますので、MIR-800と比較して目詰まりや版上での蒸発が非常に少なく、 安定して細線や文字が印刷できます。
Q02 添加剤関連はどのような場合に使用すればいいのでしょうか。
A 用途によって異なりますので、それぞれのケースについて説明いたします。
鏡面を曇らせたい場合:
「MIR-9001輝度低下剤」を0〜30%添加して、鏡面の仕上がりを調整することができます。
接着力を上げたい場合:
MIR-900メジウム」を0〜30%添加してください。そうすると接着力を上げることができます。 しかし、添加量とともに輝度の低下が発生しますので、調整にご注意ください。
隠蔽性を出したい場合:
以下の手順で試験をお願いします。
(1) SM-90消泡剤を2%添加します。紗抜け性が向上するために隠蔽性が向上します。
(2) MIR-9000メジウムベースを5〜10%添加する。(1)の方法と併用することによって、より隠蔽性を向上させる効果が期待できます。
難接着基材に印刷したい場合:
106硬化剤を1%添加してください。アクリルハードコート基材などのように、接着しにくい物に対して有効です。
抜き文字、細線をきれいに印刷したい場合:
(1) SM-90消泡剤を2%添加します。
(2) MIR-9000メジウムベースを5〜10%添加することで解決できます。
Q03 MIR-9100ミラーシルバーの耐性試験結果を教えてください。
A 試験項目、試験条件に基づきまして試験結果を下表により説明いたしますので、ご参照ください。
*この耐性試験結果は弊社における測定結果であり、保証値ではありません。
試験項目 試験条件 試験結果
(1)接着性試験 クロスカットセロハンテープテスト(ニチバン24mmセロハンテープ) 100/100
(2)耐水性 25℃の水中に24時間浸漬 変化なし
(3)耐温水性 60℃の温水に24時間浸漬 変化なし
(4)耐温湿性 60℃・90%RHに192時間放置 変化なし
(5)耐熱性 80℃に168時間放置 変化なし
(6)耐寒性 -20℃に168時間放置 変化なし
(7)耐油性 20℃のギヤ油に1時間浸漬後、油を抜き取り常温に放置後外観を観察 変化なし
(8)耐汗性 ガーゼに人工汗液を浸し、塗膜が濡れる程度に2〜3回拭き、常温で2分放置後、抜き取り外観を観察 変化なし
(9)耐薬品性
(EtOH)
ガーゼにエチルアルコールを浸し、塗膜が濡れる程度に2〜3回拭き、常温で30分放置後、抜き取り、外観を観察 変化なし
(10)耐薬品性
(ガソリン)
ガーゼにエチルアルコールを浸し、塗膜が濡れる程度に2〜3回拭き、常温で30分放置後、抜き取り、外観を観察 変化なし
(11)耐候性 ウエザオメーター・1000時間 フェードメーター・1000時間 変化なし
Q04 ミラーインキは特許製品なのですか。
A そうです。ミラーインキは弊社の特許です(特許番号第3151606)。 ミラーインキの製法およびインキを使用する印刷物の作成方法に関すること、また、 類似品を使用して印刷物を作成することも弊社の特許に含まれております。

ミラーインキ(MIRインキ印刷でのトラブルシューティング)について

Q01 隠蔽性を高くした印刷をしたいのですが、どのようにしたらよいでしょうか。
A 硬度70度のスキージを用いて、印圧を高めにしてください。
ミラーインキを印刷した際に、「見本のような隠蔽性が得られない」というご相談を受けることがあります。
隠蔽性を出すための有効な方法として、スキージ硬度を変える方法があります。 ミラーインキは樹脂分が少ないために、基材へのインキの転移性が通常のスクリーンインキと比較してあまりよくありません。
したがいまして、印刷条件を変えて隠蔽性を向上させる方法が有効な手法として考えられます。
推奨印刷条件は以下のとおりです。 また、アルミが平行に並ぶことで、より高い輝度が得られることをご理解いただくために図に示しました。

★推奨印刷条件 スキージ硬度:70度 / 印圧:やや高め / ドクター圧:やや高め
ミラーインキ印刷物
Q02 抑え印刷をしなくても大丈夫なのでしょうか。
A 抑え印刷は必ずしてください。 抑え印刷は、耐スクラッチ性を高めるためだけでなく、耐性(耐環境性)を向上させる役目をもっております。 特にミラーインキは、耐湿性に弱く、抑え印刷をしないとアルミが腐食して変色する可能性があります。 ですから、必ず抑え印刷を行ってください。
Q03 ライン乾燥機で乾燥させる場合に、曇りが生じてしまいます。これはなぜでしょうか。
A 質問内容を詳しくお聞きしたところ、状況としては、シリンダー印刷機を用いてミラーインキをPC基材に印刷し、 ライン乾燥で仕上げた目的の輝度が出なく、印刷面に曇りが発生してしまう。 そのため、ミラー面が全体的に白く濁り輝度が出せない現象が起きるというものです。 原因は、初期乾燥から高温で乾燥したことによるものです。
シリンダーで印刷のために、ライン乾燥機を使用する必要があります。 推奨の乾燥条件である80℃・30分の乾燥が行えないので、100℃.2分の高温で短時間の乾燥を行ったため、 印刷塗膜中の溶剤を乾燥すると同時に高温になってしまい、原反のPCシートを侵してしまったことが原因と推測することができます。
BOX乾燥とライン乾燥
Q04 ライン乾燥機で乾燥させる場合に、曇りが生じないようにするにはどうしたらよいのですか。
A 次のような対策をとれば、問題は解決できます。

(1) ライン乾燥機の温度を下げます(80℃以下)。

(2) ラインが比較的長くて乾燥機のユニット何機かがついている場合は、乾燥機入り口付近のユニットの温度を40〜60℃くらいの低温に設定して、初期乾燥で塗膜中の溶剤を8〜9割方蒸発させてしまいます。

(3) その後、80〜100℃で高温乾燥を行うことによって、完全に溶剤を蒸発させることにより、曇りのないミラー面を形成することができます。

ライン乾燥機
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