現在、製造部門は、工場とSICMA(カラーマッチング)を合わせて社員は約120人。 その内、工場は80人、SICMAが40人という人員構成です。過日、社長から言われたことがあります。 「製造部門は帝国インキの新しい血液を送り出す心臓部。製造部門がなければ、いま現在の帝国インキはない」と。 その心臓部を支えているのが、20〜30代の非常に若い人たちです。 それぞれが職長として所属課の業務指導・管理などの役割をもって仕事にあたっています。



 いろいろなお客様がいます。インキを大量に欲しいというお客様もいれば、ほんの少しでいいというお客様もいます。 当社の製品数は約5,000種にものぼります。それをどんな容量にも対応できる多品種少ロットの生産体制は、当社の「売り!」と言えます。
 大量受注・生産だけなら全てを機械化するメリットも大きい。しかし、少ロット生産は、それではロスが出てしまいます。 機械化とともに人手によるフレキシブルな作業も重要な機能を果たしています。だんだん短納期が多くなってきています。 どんな短期であっても納期をきちんと守る!それができるのも、こうした機能によるものです。お客様の要望に実直に応えてこそ「心臓部」に値すると思っています。



 毎月、職能資格基準書という評価表を提出する仕組みをつくっています。まず自己評価して申告します。 それに対して職長が判断・認定するのですが、もし申告する本人が遠慮がちに評価したとすれば、「もっと能力があるよ」と、客観的評価を加えて提出するわけです。
 評価基準が上がれば、給与にもきちんと反映されますから非常にわかりやすい。労働・能力に対する対価は公正ですから、やる気も、やりがいもでてきます。 評価に関しても業務にしても、月例の職長会議やメールなどをフルに活用して、常に社員とのコミュニケーションを大事にしています。



 インキは最終製品の生産過程で供給する素材ですから、見える形で製品をイメージすることが難しい。 また、製造部は直接お客様とお会いする機会も少ない。そうすると、自分の仕事がどう役立っているのかを実感しにくい面も、正直あります。
 当社のインキがお客様のもとに届いて、最終製品となって私たちの生活に役に立っていることを周知・理解できるようにしています。 クルマ、携帯電話、CD,家電製品などあらゆる製品に帝国インキが使われて社会に役立っている。私たちは、なくてはならない「モノづくり」を担っているんだと。 「モノづくり」の面白さ、楽しさを発見でき、実感できる、それが生産部門の真髄ですね。



工場の敷地内では、運動会、野外コンサートを開いたりします。和太鼓の演奏会もやりましたね。 ちょっとした非日常性があって、みんなに喜んでもらっています。