製品概要

GLS-HF(LV)インキシリーズは、原材料にハロゲン(塩素Cl、臭素Br)化合物を意図的に使用せず、且つナフタレン等の多環芳香族炭化水素(PAHs)を500ppm以下に低減した環境対応型のガラス用インキです。

用途

  • スマートフォン、タブレット、自動車内装ディスプレイ等のガラス加飾印刷
  • 自動車・バイク

  • 家電(IoT)

  • スマホ・タブレット・スマートウォッチ

  • センサー

  • ゲーム

  • その他

特長・機能

  • ハロゲン(塩素Cl、臭素Br)化合物及びナフタレンフリーです。
  • 豊富なカラーバリエーションによりカラフルな印刷物作成が可能です。
  • ガラスへの優れた接着性と各種耐性を有し、幅広い分野で使用できます。

基材

  • ガラス板

希釈

  • Z-705溶剤(遅口)
  • 希釈3~10%
  • ※ハロゲンやPAHsの混入、硬化性、接着性、版上安定性、その他悪影響を及ぼす可能性があるので他の溶剤は使用しないで下さい。

硬化剤・補強剤混合

  • GLSガラス用補強剤 0.5% ※必ず添加して下さい。
  • ポットライフ3~6時間
  • ※ポットライフを経過してもインキはゲル化しませんが。接着性や耐性が劣るため、使用する分だけ、調合するようにして下さい。

補助剤

  • SM-40消泡剤 0~2% (消泡、レベリングの向上用)

推奨洗浄剤

  • NF-003溶剤

メッシュ

  • T-200~350メッシュ (T-250のとき、印刷面積は約35m2/kg)

乾燥

  • 160℃ 30分 ※十分な乾燥を行って下さい。
  • 重ね印刷 各層 160℃ 10分 最終層 160℃ 30分

設定色

  • 000メジウム

  • 001ビクトリア

  • 169紅

  • 239青黄

  • 249青黄

  • 399藍

  • 589牡丹

  • 619白

  • 679白

  • 829紫

  • 919墨

  • 939NC墨

  • 979墨

  • 989ピアノブラック

カラーガイドのご紹介

注意

  • ハロゲン化合物、多環芳香族炭化水素(PAHs)が混入する可能性がある為、指定溶剤、指定硬化剤以外は使用できません。
  • スキージゴム、乳剤、資機材、被印刷体などにハロゲン化合物が含まれる可能性があるので、確認の上ご使用下さい。
  • 製品化前の確認:原反・工程・印刷・乾燥条件の違いにより接着性、耐性が変化する事があります。量産印刷前には必ず接着性や耐性を確認して下さい。
  • インキの品質安全期間:未開封で製造日より12か月

消防法

  • 危険物第四類第三石油類、危険等級Ⅲ級

安全な取り扱い

  • 皮膚や目を保護するために、安全手袋や保護眼鏡をご使用下さい。インキが皮膚に付着した場合は、石鹸などで十分に洗い流して下さい。また、目に入った場合は水(または微温水)で十分に洗眼した後、医師の診断を受けて下さい。
  • 使用後は、容器を完全に密閉し冷暗所に保管して下さい。
  • SDSを用意しております。本製品を取り扱う前にSDSをご請求頂き、ご理解の上使用者の責任においてお取り扱い下さい。

耐性

試験項目 試験条件 試験結果
接着性 JIS K 5600-5-6:ISO2409 クロスカット法) 、 1mm幅で 6×6、セロハンテープ剥離 0(剥離無し)
鉛筆硬度 JIS K 5600-5-4:ISO 15184(鉛筆法 )、荷重 750gで塗膜が傷の付かない硬度 2H
耐熱性 80℃、1000H、塗膜の外観変化、原反からの剥がれの有無 異常無し
耐温水性 JIS K 5600-6-2 60℃ 温水、 72時間浸漬、塗膜の外観変化、原反からの剥がれの有無 異常無し
耐湿性 60℃、95%RH 1000 時間、塗膜の外観変化と剥離の有無 異常無し
耐沸騰水性 沸騰水 24時間、塗膜の変化と剥離の有無 異常無し
耐摩擦性 学振型摩擦試験機、カナキン 3号綿布、荷重 500g 1000回での色落ちの有無 異常無し
促進耐候性 (キセノンランプ)ウエザオメータ 1000 時間 BP 温度 63+/-3℃ 降雨 18 分/120 分 変褪色、剥離の有無 異常無し

試験条件

  • 試験条件 【GLS-HF(LV)919墨】 【GLSガラス用補強剤0.5%】 【Z-705溶剤 10%】【160℃ 30分】 【T-250】 【原反:ガラス板】
  • 上記耐性試験結果は、弊社における測定結果であり保証値ではありません。
  • 本カタログに記載されている情報は、予告なく変更する場合が有ります。

よくある質問

FAQ

ガラス基材印刷用のスクリーンインキは何ですか? また、その特徴は何ですか?

ガラス基材への印刷には、ガラス基材印刷用二液型ハロゲンフリーインキGLS-HFインキシリーズをお勧め致します。

GLS-HFインキシリーズの特徴は、 従来ガラス基板印刷に使用されていた無機系インキと違い有機系インキであることです。

そのため、GLS-HFは無機系インキ(焼成型インキ)が抱える「カラーバリエーションの不足」「環境負荷物質問題」等の課題を解決する優れた機能を持っています。

フラットパネル、タッチパネルの高付加価値化に関係する情報はありませんか?

当社がご提供する技術によるフラットパネル・タッチパネルなどのガラス基材の高付加価値化をご紹介致します。

デザイン面から:  ・ガラス基材上への多彩なカラーバリエーションの実現  ・タッチパネルの窓枠に応用できる高隠蔽黒や高隠蔽白

機能面から:  ・IR透過機能の付与  ・非導電性墨による誤動作防止  ・環境負荷物質の削減、等があります。

IPX-HF、INQ-HF、FMXなど、XやQ、-HFがつくインキとは何ですか?

X、Qが末尾に付くインキシリーズは、 イソホロンフリーのインキシリーズです。また、-HFはハロゲンフリーのインキとなります。

非導電墨インキとは何ですか?

非導電(Non-Conductive)墨インキとは、塗膜の電気抵抗値が高く、電気を通しにくい機能と高隠蔽な黒色を両立するインキです。

電気抵抗が高い(電気を通しにくい)ことで、塗膜に電流が流れることで発生する電子部品等の誤動作や故障をふせぎます。

さらに、高い隠蔽性により遮光性を要求するフラットパネルやスマートフォンのディスプレイの印刷に適しています。

高隠蔽な黒・白とは何ですか?

フラットパネルやタッチパネルの外枠などバックライトが使用される環境においても、 高い隠蔽性によりきれいな黒色や白色を発揮する機能です。

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