製品概要

VKインキは、自動車、オートバイ、及び屋外用マーキングフィルム用インキとして開発されました。
耐侯性の優れた設定色となっており、オーバーコートクリアーを併用することにより、目的の耐性が得られます。

用途

  • 自動車、オートバイ、及び屋外用マーキングフィルム用
  • 自動車・バイク

  • 家電(IoT)

  • スマホ・タブレット・スマートウォッチ

  • センサー

  • ゲーム

  • その他

特長・機能

  • 耐侯性の優れた設定色があります。
  • 優れた印刷適性があり、高速印刷にも適しています。

基材

  • 塩ビステッカー、ポリカーボネート、ABS

希釈

  • J-001溶剤(速乾) J-002溶剤(標準) J-003溶剤(遅口) J-004溶剤(超遅口)
  • 希釈5~25%
  • ※希釈溶剤に、Z-603 溶剤を使用することは可能ですが、シートに溶剤が残留することがありますので、乾燥を十分に行ってください。
  • ※接着性、ブロッキング性、版上安定性、その他悪影響を及ぼす可能性があるので、他の溶剤は使用しないで下さい。

補助剤

  • SM-90消泡剤 2% (消泡、レベリングの向上用)

推奨洗浄剤

  • スクリーン洗剤L2 又は、J-002溶剤

メッシュ

  • T-180~270メッシュ (T-200のとき、印刷面積は約25~35m2/kg)

乾燥

  • 自然乾燥 60分以上 各層 90~100℃ 1~2分 最終層 50~ 60℃ 30分以上
  • ※被印刷物により乾燥時間の差が生じます。
  • ※使用している乾燥機の能力を把握して目的の印刷物に合った乾燥温度と時間の設定が必要です。

設定色

  • 000メジウム

  • 001ビクトリア

  • 166赤

  • 168紅

  • 177赤

  • 190金赤

  • 242赤黄

  • 246青黄

  • 247青黄

  • 277赤黄

  • 391藍

  • 516朱

  • 581牡丹

  • 611白

  • 611コンク白

  • 795草

  • 821紫

  • 911墨

カラーガイドのご紹介

  • ※オーバーコートクリアーは次のクリアーが用意されていますので、目的に応じてご使用下さい。印刷は、T-180~225メッシュが適しています、各クリアーのカタログを参照して下さい。 SP-3100AUクリアー:耐性、耐候性に優れたグロスクリアー SP-4500AUクリアー:耐侯性、耐キズ性に優れた、乾燥の早いグロスクリアー
  • ※カラー分解用(TC)、透明色(MK)の設定もあります。

注意

  • 塩ビシ-トはメーカーやロットにより品質が異なる場合があります。印刷前に必ず接着テストをして下さい。
  • 離型剤の転着、また可塑剤、添加剤の浮いた素材などの場合は接着不良の原因となります。印刷部の表面をアルコール等で拭く事をおすすめします。
  • 製品化前の確認:原反・工程・印刷・乾燥条件の違いにより接着性、耐性が変化する事があります。量産印刷前には必ず接着性や耐性を確認して下さい。
  • インキの品質安全期間:未開封で製造日より24か月

消防法

  • 危険物第四類第二石油類、危険等級Ⅲ級

安全な取り扱い

  • 皮膚や目を保護するために、安全手袋や保護眼鏡をご使用下さい。インキが皮膚に付着した場合は、石鹸などで十分に洗い流して下さい。また、目に入った場合は水(または微温水)で十分に洗眼した後、医師の診断を受けて下さい。
  • 使用後は、容器を完全に密閉し冷暗所に保管して下さい。
  • SDSを用意しております。本製品を取り扱う前にSDSをご請求頂き、ご理解の上使用者の責任においてお取り扱い下さい。

耐性

試験項目 試験条件 試験結果
接着性 JIS K 5600-5-6:ISO2409(クロスカット法) 、 1mm幅で 6×6、セロハンテープ剥離 0(剥離無し)
耐水性 水道水 168時間浸漬、塗膜の外観変化と剥離の有無 異常無し
耐アルコール性 学振型摩擦試験機、カナキン 3号綿布エチルアルコール浸漬 荷重 200g 500回での色落ち の有無 異常無し
耐摩擦性 学振型摩擦試験機、カナキン 3号綿布荷重 200g 500回での色落ちの有無 異常無し
耐屈曲性 JIS K 5600-5-1 ISO 1519 (円筒 マンドレル 法 ) 2mmΦでのヒビワレの 確認 異常無し
耐湿潤冷熱繰り返し性 JIS K 5600-7-4 80℃(4.5H)~-30℃(4H)~50℃95%RH(14H)~25℃(30 分) 3 サイクル 塗膜の外観変化と剥離の有無 異常無し
促進耐候性 JIS K 5600-7-7 ISO 11341 放射エネルギー 60W/m2、BP 温度 63±3℃ 降雨 18 分/120 分、2000hr 変褪色、剥離の有無 異常無し

試験条件

  • 試験条件 【VK-911墨】 【J-002溶剤 20%】 【50℃ 10分】 【T-250】 【原反:塩ビステッカー及びポリカーボネート】
  • 上記耐侯性試験の「塩ビステッカー」は、SP-62AUクリアーをオーバーコートして試験を行なった結果であります。
  • 上記印刷物を室温放置168時間後、上記試験を行いました。
  • 上記耐性試験結果は、弊社における測定結果であり保証値ではありません。
  • 本カタログに記載されている情報は、予告なく変更する場合が有ります。

よくある質問

FAQ

スクリーン印刷とは何ですか?

スクリーン印刷とは、孔版印刷の一種で、「パターン支持材として紗を用い、その上に作られた版画像を通してスクリーン印刷インキを被印刷体に転移させ画像複製を行う技術の総称」とされています。

被写体については、空気と水以外の物すべてに印刷が可能であるとされています。もちろん、平面だけでなく、曲面、特殊形状、成形品にも印刷が可能です。

墨インキを重ねた際にピンホール状に透けてしまいます。どうすれば良いでしょうか?

ピンホール状に透ける原因として
 ①一層目の膜厚が薄い。(5μ以下)
 ②インキの稀釈率が多い。(20%以上)
 ③スキージ圧が強い。
 ④下地がメジウムベースの薄い色である。
などの複合的要素が考えられます。チェックしてください。

乾燥はどれくらいすれば良いのでしょうか?

多色印刷の場合、一色毎の乾燥は各インキの一次乾燥条件で乾燥し、一液インキは最終色印刷後、二液インキはバインダー印刷後に、各インキの最終乾燥条件に従って加熱乾燥して下さい。

なぜ中間乾燥と最終乾燥があるのですか?

射出成形時に残留溶剤があると、密着不良やインキ流れを誘発します。その為、中間乾燥条件でスクリーン印刷終了後、最終の乾燥を必ず行って残留溶剤を飛ばす必要があります。

中間乾燥を長くしたら、ピンホールやクラックが発生しました。どうすれば良いのですか?

一液型の場合、中間乾燥が長いと下地インキに重ねインキの溶剤が急速に染み込み、ピンホールを発生させる可能性があります。

二液型の場合は、中間で加熱乾燥し過ぎると硬化反応が進み、重ねインキをスクリーン印刷した際に、塗膜が膨潤してしわが発生します。それがクラック状に見える場合があります。
対策として、中間乾燥時間を短くする事を行って下さい。

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