製品概要

MIX-HFインキは、TOC-HFインキ及びMIRミラーインキの押さえにも使用できる高透明性の二液型インキです。通常、ポリカーボネート基材にミラーインキを印刷し、一般のスクリーンインキで押さえると鏡面が曇りますが、MIX-HFインキで押さえ印刷することで、鏡面を曇らせません。

用途

  • ディスプレイ、家電銘板
  • 自動車・バイク

  • 家電(IoT)

  • スマホ・タブレット・スマートウォッチ

  • センサー

  • ゲーム

  • その他

特長・機能

  • 高透明性の塗膜を形成します。
  • MIRミラーインキに押さえ印刷することで耐傷付き性、塗膜耐性が向上します。
  • 原材料にハロゲン(塩素Cl、臭素Br)化合物を意図的に使用しておりません。

基材

  • PCシ-ト

希釈

  • C-002溶剤(標準) 希釈15%

硬化剤・補強剤混合

  • 210 硬化剤 3% ポットライフ 5~8時間
  • 200 硬化剤 9%(フィルムインサート成形に使用する場合)
  • ※ポットライフを経過するとインキはゲル化します。使用する分だけ、調合するようにして下さい。

補助剤

  • 不要

推奨洗浄剤

  • スクリーン溶剤 L2

メッシュ

  • T-300メッシュ (T-300のとき、印刷面積は約35~45m2/㎏)

乾燥

  • 80℃ 30分
  • 重ね印刷 各層 80℃ 10分 (タックフリー) 最終層 80℃ 30分
  • ※フィルムインサート成形用途に使用の場合、バインダー印刷後80℃ 60分の乾燥を推奨します。

設定色

  • 000メジウム

  • 001メジウム

  • 169紅

  • 179赤

  • 239青黄

  • 399藍

  • 589牡丹

  • 619白

  • 919墨

  • 939NC墨

カラーガイドのご紹介

注意

  • ハロゲン化合物が混入する可能性がある為、指定溶剤、指定硬化剤以外は使用できません。
  • スキージゴム、乳剤、資機材、被印刷体などにハロゲン化合物が含まれる可能性があるので、確認の上ご使用下さい。
  • 印刷シートを金型内に挿入し射出成形樹脂と一体化させるインサ-ト成形では、印刷素材と意匠印刷用インキ及び、バインダーの選定、印刷条件、印刷順、乾燥方式と条件、成形樹脂の選定、金型の設計(射出ゲートの種類と位置、ゲートの数)、射出成形時の条件設定など、複合的な要因が最終製品の性能に影響します。
  • 試作での試験を十分に行い、夫々の条件を適切に設定してから、ご使用下さい。
  • バインダーを使用する際は、ハロゲンフリー対応の「IMB-HF006バインダー」(各種基材)または、「IMB-HF009バインダー」(PC基材)を推奨いたします。別途使用説明書があります。
  • インキの品質安全期間:未開封で製造日より24か月

消防法

  • 危険物第四類第二石油類、危険等級Ⅲ級

安全な取り扱い

  • 皮膚や目を保護するために、安全手袋や保護眼鏡をご使用下さい。インキが皮膚に付着した場合は、石鹸などで十分に洗い流して下さい。また、目に入った場合は水(または微温水)で十分に洗眼した後、医師の診断を受けて下さい。
  • 使用後は、容器を完全に密閉し冷暗所に保管して下さい。
  • SDSを用意しております。本製品を取り扱う前にSDSをご請求頂き、ご理解の上使用者の責任において取り扱い下さい。

耐性

試験項目 試験条件 試験結果
接着性 JIS K 5600-5-6:ISO2409(クロスカット法)、1mm 幅で 6×6、セロハンテープ剥離 0(剥離無し)
耐寒性 -40℃、240H、塗膜の外観変化、原反からの剥がれの有無 異常無し
耐熱性 90℃、240H、塗膜の外観変化、原反からの剥がれの有無 異常無し
耐湿性 65℃、95%RH 250H、塗膜の外観変化、原反からの剥がれの有無 異常無し
促進耐候性 (キセノンランプ)ウエザオメータ 200 時間 BP 温度 63+/-3℃ 降雨 18 分/120 分 変退色、剥離の有無 異常無し
耐光性 フェードメータ 600 時間 変退色、剥離の有無 異常無し

試験条件

  • 試験条件 【MIX-HF919墨】 【C-002溶剤 15%】 【210硬化剤 3%】 【80℃ 30分】【T-300】 【原反:ポリカーボネートシート】
  • 上記耐性試験結果は、弊社における測定結果であり保証値ではありません。
  • 本カタログに記載されている情報は、予告なく変更する場合が有ります。

よくある質問

FAQ

推奨する押えインキは何ですか?

MIR-インキの押え印刷にはMIX-HFインキを使用して下さい。他のインキを使用すると鏡面性が低下してしまいます。

ただし、耐溶剤性の強い原反(処理PET)についてはMIB,MIX-HFインキ以外も押えインキとして使用出来ます。

IPX-HF、INQ-HF、FMXなど、XやQ、-HFがつくインキとは何ですか?

X、Qが末尾に付くインキシリーズは、 イソホロンフリーのインキシリーズです。また、-HFはハロゲンフリーのインキとなります。

透明度の高いインキに関係する情報はありますか?

従来以上に「高い透明性」と「優れたレベリング性」を実現した MIX-HFインキシリーズがあります。 なお、MIX-HF000メジウムでのヘイズ値(*) は、 0.6に至るほどです。

MIX-HF以外にもTOC-HFなど、高い透明度のインキがございます。用途に合わせてご選択ください。

(*) ヘイズ値:
可視光を照射したときの全透過光に対する拡散透過光の割合を指します。 ヘイズ値が小さいほど透明性に優れているという事になります。

ヘイズ値(%)=Td/Tt × 100 (Td:拡散透過率 Tt:全光線透過率)

漆黒墨インキとは何ですか?

漆黒墨インキとは、「ピアノブラック」や 「漆黒」と呼ばれる光沢のある黒色仕上げを実現するインキです。漆のような高級感のある艶や独特の輝きを実現し、商品の高付加価値化に貢献致します。

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